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ハーゲンダッツはどこの国?発祥は?何語?工場はどこ?歴史やいつ日本に来たかも解説

ハーゲンダッツ どこの国

アイスクリームと言えば誰もが好きなデザートのひとつですが、その中でも人気の高いのがハーゲンダッツです。

リッチな味わいや価格帯などから、ご褒美アイスの定番という方も多いのではないでしょうか。

そんなハーゲンダッツですが、どこの国のブランドなのかご存じではないという方も少なくないのではないかと思います。

今回は、ハーゲンダッツがどこの国で発祥したブランドなのか、工場の所在地や歴史、日本に入ってきた時期など、様々解説してみたいと思います。

この記事で分かること
  • ハーゲンダッツはどこで生まれたアイスクリームブランドなのか
  • 工場の所在地や歴史、日本に入ってきた経緯など
  • 「ハーゲンダッツ」という名称の意味について
目次

ハーゲンダッツはどこの国?発祥は?

ハーゲンダッツはアメリカのアイスクリームブランド

ハーゲンダッツは、アメリカのニューヨークで誕生したアイスクリームブランドです。

1961年、ポーランドからの移民である創始者のルーベン・マタス氏が、妻のローズと共に創業したのが始まりとされています。

1920年代にジェラート作りの技術を学んだルーベンは荷馬車でアイスクリームの行商をはじめましたが、第二次世界大戦後には価格競争に巻き込まれたために経営が悪化。

そこで起死回生をかけ、牛乳をふんだんに使った高級なアイスクリームを作る新会社として設立したのがハーゲンダッツなのです。

ハーゲンダッツの会社概要

ハーゲンダッツは、アメリカの大手食品会社であるゼネラル・ミルズが所有するブランドです。

世界中で販売されていますが、日本ではゼネラル・ミルズのオランダ法人であるハーゲンダッツ・ネザーランド、サントリーホールディングス及びタカナシ乳業の三社による合弁会社であるハーゲンダッツジャパン株式会社が製造、販売を行っています。

現在の年間売上はなんと500億円以上。

総社員数は277人で、そのうち女性社員は122人の44%と、ほぼ半数が女性だそうです。

また、女性管理職の比率は19.6%だそう。

2024年に行われた厚生労働省の調査結果によると、企業の女性管理職の割合は12.7%となっていましたので、ハーゲンダッツジャパンでは女性が広く活躍されていることがよくわかります。

「ハーゲンダッツ」という名前の響きから、ヨーロッパのブランドかと思っていたのですが、アメリカ発祥とは意外でした。

ハーゲンダッツの工場は世界のどこにある?

ハーゲンダッツの工場は、3カ国4か所にあります。

アメリカ:カリフォルニア州トゥラーレ、ニュージャージー州ウッドブリッジ

フランス:パリ北部アラス

日本:群馬県高崎市

たった3カ国の工場で作られた製品が、世界中で販売されているとは驚きですよね。

ハーゲンダッツの日本の工場はどこにある?

上記でもご紹介しましたが、ハーゲンダッツの国内工場は群馬県高崎市にあります

ハーゲンダッツジャパン設立時、群馬県にはハーゲンダッツの製造を担っているタカナシ乳業の工場がありました。

群馬県は首都圏へのアクセスが容易で、高速交通網も整っています。

また、都心などよりは地価も低く、土地の確保がしやすかったなどの点から、ここに専用工場を作ることになったようです。

なお、群馬県高崎市にある専用工場ではカップアイスクリームを製造しているのですが、バータイプの商品などは愛媛県のサンタ株式会社が製造しています。

サンタ株式会社はハーゲンダッツジャパン直営ではないため専用工場というわけではなく、アイスクリーム専業メーカーとして受託製造しているということだそうです。

ハーゲンダッツは何語?ドイツ語?

造語

「ハーゲンダッツ」という言葉は、創始者のルーベン・マタス氏が作った造語だそう。

ですので、特定のどこかの言葉というわけではないようです。

ハーゲンダッツの名前の由来や意味は?

「ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)」という名前には特に意味はないそうです。

ルーベン・マタス氏が名前を付ける際に、酪農が盛んで乳製品が欧米で広く知られていたデンマークの首都コペンハーゲンから「ハーゲン」をとり、それに響きの合う「ダッツ」という意味のない言葉をつけて作ったとのこと。

消費者に「ヨーロッパ風」であるという印象を与える目的があったようですね。

さらに、コペンハーゲン(Kopenhagen)の綴りには存在しないはずのウムラウトの付いた「ä」を追加し、箱にはデンマークの地図をあしらうなどの工夫をしたそうです。

イメージ戦略がすごいです!

ハーゲンダッツの歴史は?日本にいつ来た?

1961年にアメリカで創業したハーゲンダッツは、1984年に日本での販売を開始、それに伴いハーゲンダッツジャパン株式会社が設立されました。

東京の青山に1号店が開店し、連日できる行列が話題になったそうです。

当初はパイントだけでしたが、1985年にミニカップが販売開始。

1990年にはコンビニでの販売を開始しています。

1996年には、日本ではじめて開発されたオリジナルフレーバー「グリーンティー」が誕生。

2001年には「クリスピーサンド」が開発され発売、好評を博し、世界に広がっていきました。

以後都市圏に次々と店舗がオープンし、ピーク時には全国で95店舗を展開していましたが、徐々に減少し、2013年には新浦安店が閉店したことで、国内ショップ事業が幕を閉じました

現在では御殿場プレミアム・アウトレット店が唯一直営店として営業するのみで、コンビニなどで販売されているパッケージ商品が主流となっています。

なお、御殿場アウトレット店は小売店などで販売終了した期間限定品などの在庫をアウトレット価格で販売する店舗となっていますので、昔の店舗のようにコーンやカップでアイスを提供するようなお店ではないようです。

ハーゲンダッツ どこの国について知恵袋などによくある質問4選

ハーゲンダッツはどこの国で発祥したのですか?

アメリカのニューヨークで1961年に創業したアイスクリームブランドです。

ハーゲンダッツは日本製ですか?

日本国内に流通しているのは、国内工場で作られた製品です。

ハーゲンダッツの本場はどこですか?

ハーゲンダッツの創業はアメリカのニューヨークです。

ハーゲンダッツは日本だけ高いのはなぜですか?

ハーゲンダッツのお膝元であるアメリカでは、一人当たりの年間消費量の多さとアイスクリーム市場の大きさから、日本に比べると価格が低くなっているようです。

また、日本では高級ラインとしてブランド力の維持のために値引きが行われないことも影響しているようです。

まとめ

今回は、ハーゲンダッツがどこの国で発祥したブランドなのか、工場の所在地や歴史、日本に入ってきた時期など、様々解説してみました。

ハーゲンダッツは、1961年にアメリカのニューヨークで誕生したアイスクリームブランドです。

工場はアメリカ、フランス、日本の3カ国にあり、日本の国内工場は群馬県高崎市にあります。

1984年に日本での販売が開始されています。

ちなみに、国内で流通している商品は国内工場で生産されているものですが、バニラやストロベリーなど、定番のフレーバーは海外工場で作られているものと同じレシピなのだそうです。

また、その逆にクリスピーサンドなどは日本で開発され世界的にもヒットした商品なのだとか。

ハーゲンダッツの美味しさは世界共通なのでしょう。

ご褒美アイスのハーゲンダッツを食べるために、今日も頑張りたいと思います!

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