bydと言えば、最近CMをよく見る車のメーカーですよね。
筆者も、水に浮いていたり、従来にない横の動きでスムーズに縦列駐車をする映像をCMで見て、非常に気になっていました。
最近ではディーラーも増えてきたように感じますよね。
今回はこのbydについて、どこの国の車なのかということや、売れているのかや日本撤退の噂など、評判について調査してみました。
気になっていたという方、ぜひ疑問を解消してくださいね。
- bydはどこの国の車なのか
- 日本で買う人はいるのか
- 売れ行きが伸びず日本撤退するというのは本当か
bydの車はどこの国？
bydの車は中国のメーカー
bydは中国のメーカーです。
本社は広東省深圳市にある比亜迪股份有限公司で、略称として比亜迪（ビーヤーディ）、BYDが使われています。
bydの車の会社概要
会社概要を以下にまとめました。
| 名称 | 比亜迪股份有限公司 |
| 創業者 | 王伝福 |
| 設立 | 1995年 |
| 事業内容 | 自動車、バッテリー、エレクトロニック、エネルギー、鉄道輸送など |
もともとは、携帯電話の普及によるバッテリー需要の増加を見越した創業者により、電池事業として創業されたようです。
2003年に電池事業で培った技術をもとに自動車産業に参入、プラグインハイブリッドカーを発売しました。
トヨタや日野自動車など、日本の自動車メーカーともパートナーシップ契約を結ぶなど、世界的な展開を続けています。
bydの読み方は？
bydは、「ビーワイディー」と読みます。
「Build Your Dream（夢を築こう）」の略でもあるのだとか。
bydの公式サイトはある？
公式サイトはこちら。
公式サイトでは、カタログ請求から試乗や来店の予約、購入に関する相談などができます。
bydの車種一覧・車価格は？
bydの車種、価格には、以下のようなものがあります。
| モデル | メーカー希望小売価格 |
|---|---|
| SEALION 7 | 未発売のため不明（2025年4月発売予定） |
| SEAL | 5,280,000円～ |
| ATTO 3 | 4,500,000円～ |
| DOLPHIN | 3,630,000円～ |
bydには、海洋生物からデザインの着想を得ている「海洋シリーズ」として販売されているモデルがあり、SEALION（アザラシ）や、DOLPHIN（イルカ）などの海洋生物の名称がつけられているのが特徴的な点です。
bydの車価格は日本の電気自動車と比べて安い？
bydの電気自動車は、国産の電気自動車に比べると、車種によっては低価格で購入することができるようです。
現在、電気自動車には4種類ほどのグレードがあります。
300万円以下で購入ができる軽EVや超小型EV、400～600万円程度の大衆車、600～800万円程度の高級車、800～1000万円程度の超高級車です。
軽EVや超小型EVは価格が安く、良いように思われますが、例えば日産の軽EVであるサクラなどはフル充電で可能な走行距離が180kmとなっていますので、長距離の移動には不便かもしれません。
一充電で259kmの走行距離であるホンダの電気自動車Honda eの希望小売価格は4,950,000円。
一方でbydのDOLPHIN（希望小売価格3,630,000円）の一充電で可能な走行距離は400kmとなっていますので、単純に走行距離の面から比較すると、bydのモデルは国産車と比較してリーズナブルと言えるでしょう。
日本では電気自動車の普及率がまだ低いため生産数も多くないこと、bydでは部品の自社生産などコストカットが成功している点などにより、低価格が実現しているようです。
ちなみに、EV自動車の購入には補助金が出ますので、もう少しお得に購入できますよ。
bydの車の性能は日本の電気自動車と比べて悪い？
bydの製品を日本の電気自動車と比べてみると、性能面では大きな違いはありませんでした。
bydのDOLPHINを、同程度のサイズ、価格帯の国産電気自動車と比較した結果をまとめました。
| 比較項目 | DOLPHIN | 某国産電気自動車 |
|---|---|---|
| 電池容量（kWh） | 44.9 | 40 |
| 航続距離（km） | 400 | 400 |
| 最高出力（kW） | 70 | 110 |
| 耐用年数 | 8年/15万km | 8年/16万km |
航続距離などに大きな違いはありませんが、DOLPHINは国産自動車よりも30万円ほど安い価格となっています。
また、国産車ではオプションとなっているクルーズコントロール機能やレーンキープ機能などもDOLPHINでは標準装備。
さらに、DOLPHINには国産車にはない、子供の置き去りを検知するシステムもついているそうです。
bydを買う人いるの？売れないで日本撤退は本当？
bydの製品を購入する人はいるようですし、日本撤退の真偽は不明です。
bydの各店舗ごとのスタッフブログなどには、納車の様子が載せられている店舗もあり、全く売れていないということはなさそうですね。
しかし、日本には中国製品に対する不信感が根強くあり、また電気自動車の普及率もまだ低いことから、bydは日本の車市場では苦戦しているのかもしれません。
世界市場ではトップクラスの売り上げを誇るbydですが、そうした事情から日本撤退の噂も流れているようです。
かつて韓国の自動車メーカー「ヒュンダイ」は2001年に日本に進出したものの、売り上げが振るわず、わずか10年で撤退したこともありました。
ちなみに、ヒュンダイは現在「ヒョンデ」と名称を変えて、日本に再参入しています。
bydの車の評判は？
bydの評判を調査してみましたが、賛否両論あるようです。
https://twitter.com/m5ptr168/status/1850441589132517596初めてBYD製EVバスに乗った。
— のぶ＠ジョブ・ジョン (@fazz_nobu) January 18, 2025
各座席にUSB端子がある。
ただ正直言って乗り心地は悪い。
路面の段差をサスペンションが吸収出来てない。 pic.twitter.com/mr4AEeYXtE
乗り心地に関しては各個人の感覚の違いもありますので、一概にどうとは言えませんが、良いと評価する方もいますし最悪という意見もあり、正直参考にはならないかもしれません。
気になっている方は、店舗で実際に試乗してみるのが一番だと思いますよ。
bydの安全性は？
bydの車については、安全性を考えた様々な配慮がされています。
bydの車は、様々な国の安全基準をクリアしています。
電気自動車で心配なのが事故などの衝撃により起こる発火事故ですが、bydでは独自の技術で開発した「ブレードバッテリー」を採用することで、従来のリチウムイオンバッテリーよりも熱や衝撃に強く、発火に対するリスクを低減することに成功しています。
また、自動緊急ブレーキ（AEB）や車線逸脱警報（LDW）などの運転支援システムが標準装備となっており、安全な運転の一助となっています。
bydの車はどこの国について知恵袋などによくある質問4選
まとめ：
今回はこのbydについて、どこの国の車なのかということや、売れているのかや日本撤退の噂など、評判について調査してみました。
bydは、中国の比亜迪股份有限公司というメーカーでつくられています。
中国製品に対しての不信感があったり、電気自動車の普及率の低い日本市場では、売り上げに苦戦しているとの噂があります。
日本撤退するのではないかとの噂もあるようですが、現在の所明らかにはなっていません。
長澤まさみさんご出演のCMの効果もあり、認知度は高くなってきたのではないかと思います。
日本では現在ハイブリッド車の方が売れているようですが、今後充電スポットが増えたりして電気自動車の普及が進めば、bydの売れ行きも変わってくるかもしれませんね。
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